コンビニでのコーヒーの販売が伸びているそうです。あるコンビニチェーンでは1年間に2億杯を販売し、業務用コーヒーメーカーの設置を増やす予定だとか。豆や容器を提供するメーカーも供給が追いつかなくなるため増産するそうです。
でも子供の頃は、コーヒーは体に良くないと言われていた気がします。ある調査では1990年頃までは主に胃腸に良くないという理由で体に悪いとする論文が多かったのに、90年代以降は体に良いとする論文が増えているそうです。
逆転の理由は、健康への効果が期待されているニコチン酸、ポリフェノール、そして眠気・疲労感を除き集中力を高め、二日酔いの原因となるアセトアルデヒドの排泄を促進するなどの作用が知られているカフェインなどの成分に注目が集まるようになったためです。また脂肪分解を促進する効果のあるクロロゲン酸に着目して脂肪をつきにくくするダイエット法や、便秘・脳卒中への効果も研究されています。香りの成分にはリラックス効果もあり、仕事の効率も上がります。

何となく感じていた効果も、職場の業務用コーヒーメーカーが日々の健康を助けていると思うと、1杯の有り難みも増してきませんか?でも、業務用コーヒーメーカーが大容量だとしても、飲み過ぎには注意して下さい。