双眼鏡って通販で買う時に何を見れば良いかよく分からないと言う方も多いのではないでしょうか。デジカメを始めとするレンズを使った光学製品は、その性能の指標として倍率に着目されることが多いのですが、双眼鏡に関しては愛好者の間では高倍率品は意味が無いとされています。
倍率が高いと視界が暗く使い難くなったり手ブレを起こしやすくなるので、10倍程度までに留めましょう。劇場で使い場合は4倍程度で十分と言われています。

むしろ双眼鏡の場合は対物レンズの大きさの方が重要で、上限の目安は口径42~50mm程度のものです。高級タイプの方が大きくなりますが、これ以上大きいと重量がかさみ、疲労の原因になります。
反面、口径10mmクラスの視野は明るさは期待できない代わりにコンパクトで携帯性が高い事がメリットです。20mm以上からは選択肢が多くなりますが、所謂定番アイテムとして7~8倍、口径30~35mm程度の双眼鏡は万能感があり初心者向けとしてお勧めです。
また特にメガネを付けている人には瞳から接眼レンズまでの長さ(アイレリーフ)も重要。15mm以上ないと視野周辺が見難くなります。
双眼鏡 通販で買う際には、これらのポイントを確認して、目的にあったものを探しましょう。